アンケートの背景と目的

 大腸癌診療における病理診断の役割は大きく、ゲノム医療が発展しつつある今日においても、内視鏡治療後や手術後の治療選択時には最も重要な指標となります。
 その病理診断の精度は、検体の取扱いや臨床医から提供される臨床情報の質に左右される一方で、病理診断と紐づけされた臨床転帰が臨床から病理へフィードバックされることにより、長期的にも、真に臨床的に意義のある病理診断体系の構築を可能にすると期待されます。また、臨床現場における病理情報の正確な把握は適切な治療選択に不可欠であると共に、臨床転帰と密接に関連する新たな病理学的指標の登場は大腸癌患者の治療成績向上を導き、病理診断の意義を高める大切な要素になると考えられます。

 第106回大腸癌研究会では『大腸癌診療における病理診断体系-今後の発展性』を主題Ⅰのテーマとし、大腸癌の病理診断学をより発展させるための鍵を議論いただく予定です。本アンケートは、病理側と臨床側のコミュニケーションの現状や、病理診断の精度管理への取り組み・新規診断項目の要件に対する医師の意識を明らかにすることを目的とした、大腸癌研究会での初めての試みです。主題Ⅰの議論の資とさせていただく予定であり、多くのご施設からのご回答をお願いしたいと考えております。お手数をお掛け致しますが、ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。


【回答方法】
回答選択型の設問につきましては、貴施設での状況やお考えに最も近い選択肢をひとつ選択し、自由記載の設問につきましてはご自由に記載して下さい。

【回答期日】
2026年12月21日