設問8以降はPGT-A、PGT-SRに関しての専門的な知識を要する設問となっております。回答が困難な設問は「わからない」を選択してください。
【略語および用語の説明】
- PGT-A(着床前胚染色体異数性検査):体外受精によって得られた受精卵の一部を採取して(生検して)、子宮に戻す前に受精卵の染色体の数の異常を調べる検査です。着床して妊娠する可能性が高い胚を選択することを目的として使用されます。
- PGT-SR(着床前染色体構造異常検査):受精卵の染色体の構造の異常を調べる検査です。染色体構造異常には、ある染色体の一部または全体が別の染色体と誤って結合する異常(転座といいます)などがあります。両親のどちらかが染色体構造異常を有することにより、流産を繰り返している場合などに適応となります。流産を回避し、それに伴う精神的・身体的負担を軽減することなどを目的とします。
- ART(生殖補助医療技術):一般的には体外受精・胚移植、卵細胞質内精子注入、および凍結・融解胚移植等の不妊症治療法の総称です。人工授精は含みません。
- モザイク胚:正常な染色体の細胞と異常な染色体の細胞が混じりあっている受精卵のことです。モザイク胚は正常胚にくらべて着床率や生産率は低下しますが、健康な児が得られたとの報告もなされています。
今回予定しております第2回公開シンポジウム(2021年10月23日(土曜日)午後1時-4時30分、WEB開催)においては、事前にPGT-A・SRに関しての皆さまのご意見を抄録として募集して、希望される方にはご発言をいただきたいと考えております。会の進行をスムーズにするために、ご発言は、事前にお送りいただいた音声付きの動画を流すという形式とさせていただきます。なお、ご自身で音声の録音を希望されない場合は、いただいた抄録を朗読する形で公表させていただきます。抄録提出・ご発言を希望される方には、抄録提出・ご発言の動画作成方法の詳細について、メールでお送りいたします。ここでは希望の有無を確認させていただきます。
なお、ご発言に関しては、発言者属性及び提出順を考慮して上映させて頂きます。時間の関係上、シンポジウム当日には、発言希望者の動画をすべて流せないこともありえることをご理解ください。抄録は資料とする予定です。
設問8以降はPGT-A、PGT-SRに関しての専門的な知識を要する設問となっております。回答が困難な設問は「わからない」を選択してください。